PLAUD NotePin Sはどこの国の製品?開発元・製造国・安全性を解説

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PLAUD NotePin Sはどこの国の製品なのか、購入前に気になっている方は多いのではないでしょうか。AIボイスレコーダーという性質上、録音データを預けることになるため、開発元の信頼性は重要な判断材料です。

結論から言うと、PLAUD NotePin Sはアメリカのテクノロジー企業「Plaud Inc.」が開発・販売している製品です。 製造は中国で行われていますが、日本法人「PLAUD株式会社」が渋谷ヒカリエにオフィスを構え、国内サポート体制も整っています。

この記事では、PLAUD NotePin Sの開発元の企業情報から製造国の実態、セキュリティ認証、日本向けのデータ管理体制まで、気になるポイントをまとめて解説します。

目次

PLAUD NotePin Sはアメリカ企業が開発したAIボイスレコーダー

PLAUD NotePin Sは、アメリカ・サンフランシスコに本社を置く「Plaud Inc.」が開発したウェアラブルAIボイスレコーダーです。Plaudは、AIボイスレコーダーブランドとして世界販売台数No.1を達成しており、累計150万人以上のユーザーが利用しています。

開発元Plaud Inc.の企業概要

Plaud Inc.の基本情報は以下のとおりです。

項目詳細
会社名Plaud Inc.
設立日2021年11月12日
本社所在地575 Market Street, Suite 1650, San Francisco, CA 94105, USA
代表者Nathan Xu(ネイサン シュー)
事業内容AIオーディオハードウェア・ソフトウェアの設計、開発、販売
展開国数170ヶ国以上
累計ユーザー数150万人以上

2021年の設立から急成長を遂げ、2023年にはKickstarterで世界初のAI録音デバイスとして「Plaud Note」の予約販売を開始し、わずか1ヶ月で売上100万ドルを達成しました。日本市場ではMakuakeでの先行販売でビジネスツールカテゴリー歴代1位を記録するなど、高い評価を受けています。

製造は中国、開発・販売はアメリカの分業体制

Plaud NotePin Sの製造は中国で行われています。Plaudのグループには、中国・深センの「Shenzhen Smart Connect Technology Co., LTD.」や香港の「Hong Kong Smart Connect Technology Co., LTD.」といった関連会社があり、ハードウェアの生産を担っています。

これは珍しいことではなく、AppleやDELL、Panasonicといったグローバル企業も中国のEMS(電子機器受託製造サービス)に製造を委託しています。「技術開発」「生産」「販売」をそれぞれ最適な拠点で行う体制は、品質を維持しつつ価格を抑えるための一般的な分業構造です。

日本法人PLAUD株式会社の設立と国内サポート体制

Plaudは日本市場を世界第2位の重要市場と位置づけており、2025年4月に日本法人「PLAUD株式会社」が正式に運営を開始しました。東京・渋谷ヒカリエの33階にオフィスを構え、日本のユーザーに向けた製品開発やサポートを迅速に提供できる体制を整えています。

項目詳細
会社名PLAUD株式会社
住所東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 33F
代表者代表取締役 Nathan Xu(ネイサン シュー)
電話03-6820-8060(法人代表電話)

全国400カ所以上の家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキ、エディオンなど)で取り扱いがあり、日本語でのカスタマーサポートも受けられます。海外メーカーの製品で購入後のサポートが不安という方にとって、日本法人が存在する点は安心材料と言えるでしょう。

AWS東京リージョンで日本ユーザーのデータを管理

Plaudは日本市場向けに、日本のユーザーデータをAWS東京リージョンで管理する体制を整えています。これは、国内ユーザーが安心して業務データを預けられる環境を構築するための取り組みです。

ビジネスシーンで録音データを扱う場合、データの保管場所は重要な検討事項です。AWS東京リージョンでの管理により、データが国内のインフラで処理される安心感が得られます。

PLAUD NotePin Sの基本スペックと新機能

PLAUD NotePin Sは2026年3月23日に発売された、Plaud NotePinシリーズの最新モデルです。主なスペックは以下のとおりです。

項目詳細
価格28,600円(税込)
サイズ51 × 21 × 11 mm
重量17.4g(マグネットピンなし)
マイクMEMSマイク × 2
バッテリー320mAh
連続録音時間最大20時間
ストレージ64GB
接続Bluetooth V5.2 / Wi-Fi
対応言語112言語
カラーブラック、パープル、シルバー

従来モデルとの大きな違いは、物理ボタンを搭載した点です。 長押しで即時録音を開始、短押しで重要な発言をハイライト記録できるため、画面を見ずに直感的な操作が可能になりました。

また、マグネットピン・クリップ・リストバンド・ネックレスの4種類のアクセサリーが同梱されており、シーンに応じた装着スタイルを選べます。

データの安全性とセキュリティ認証

AIボイスレコーダーを選ぶうえで、データの安全性は特に気になるポイントです。Plaudは複数の国際的なセキュリティ認証を取得しており、医療・法律・金融など高度なセキュリティが求められる分野でも採用が広がっています。

取得済みのセキュリティ認証は以下のとおりです。

  • HIPAA(米国の医療情報プライバシー基準)
  • SOC 2 Type II(サービス組織のセキュリティ監査基準)
  • GDPR(欧州一般データ保護規則)
  • EN 18031(欧州のサイバーセキュリティ基準)

さらに、情報セキュリティの国際標準規格であるISO/IEC 27001およびISO/IEC 27701の認証取得に向けた申請も進めています。

録音データはクラウドサーバー上で暗号化された状態で保管され、ユーザーの許可なく第三者がアクセスしたり、AI学習に利用されたりすることはありません。OpenAIのAPIを通じた文字起こし処理においても、データがモデルの学習に使用されることはないとされています。

PLAUDの受賞歴と世界的な評価

Plaudの製品は、世界4大デザイン賞をすべて受賞しています。デザインの美しさだけでなく、革新性や使いやすさも評価された結果です。

受賞
Red Dot Design Award(ドイツ)2023年
iF Design Award(ドイツ)2023年
IDEA Gold Award(アメリカ)2024年
Good Design Award(日本)2024年

このほかにも、日本国内では家電批評ベストバイ賞を複数回受賞し、日経トレンディ2025年7月号のAI活用商品ヒット大賞で大賞を獲得しています。Makuake Of The Year 2024ではSILVER賞を受賞するなど、国内外で高い評価を受けています。

これらの受賞歴は、Plaudの製品がデザイン性と実用性の両面で国際的な水準を満たしていることを示しています。

まとめ

PLAUD NotePin Sは、アメリカ・サンフランシスコに本社を置くPlaud Inc.が開発したウェアラブルAIボイスレコーダーです。製造は中国で行われていますが、これはグローバル企業における一般的な分業体制であり、Apple等の大手企業も同様の製造方式を採用しています。

日本法人のPLAUD株式会社が渋谷ヒカリエにオフィスを構え、国内サポート体制が整っている点、日本ユーザーのデータをAWS東京リージョンで管理している点は、安心して利用できる大きなポイントです。HIPAA、SOC 2 Type II、GDPRなど複数の国際セキュリティ認証も取得済みで、データ保護への取り組みは高い水準にあります。

PLAUD NotePin Sの購入を検討している方は、公式サイトや全国の家電量販店で製品の詳細を確認してみてください。

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