Plaud NotePin SとNotePinの違いが気になっていませんか?2026年3月に発売されたPlaud NotePin Sは、従来のNotePinをベースにした後継モデルですが、見た目はほぼ同じため「具体的に何が変わったのか」が分かりにくいと感じる方も多いようです。
この記事では、Plaud NotePin SとNotePinの違いをスペック・機能・価格の面から徹底的に比較します。それぞれのモデルがどんな人に向いているのかも解説しますので、購入の判断にお役立てください。
Plaud NotePin SとNotePinの違い一覧【比較表】
Plaud NotePin SとNotePinの主な違いは、録音ボタンの仕様、ハイライト機能の有無、バッテリー容量、付属アクセサリー、Apple「探す」対応の5点です。
まずは全体像を把握するため、両モデルの比較表を確認しましょう。
| 比較項目 | Plaud NotePin S | Plaud NotePin |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 28,600円($179) | 27,500円($159) |
| 録音ボタン | 物理ボタン(カチッと押せる) | 感圧式ボタン(触れるタイプ) |
| ハイライト機能 | あり | なし |
| バッテリー容量 | 320mAh | 270mAh |
| 連続録音時間 | 最大20時間 | 最大20時間 |
| スタンバイ | 最大40日間 | 最大40日間 |
| マイク | 2基 MEMS | 2基 MEMS |
| 有効録音範囲 | 最大約3m | 最大約3m |
| ストレージ | 64GB | 64GB |
| Apple「探す」 | 非対応(対応予定) | 対応 |
| 通信 | BLE 5.2 / Wi-Fi(2.4GHz) | BLE 5.2 / Wi-Fi(2.4GHz) |
| 重量(本体のみ) | 17.4g | 16.6g |
| サイズ | 51 × 21 × 11 mm | 51 × 21 × 11 mm |
| 素材 | アルミニウム合金 + ポリカーボネート | アルミニウム合金 + ポリカーボネート |
| 付属品 | マグネットピン、クリップ、リストバンド、ランヤード、充電ドック、ケーブル | マグネットピン、クリップ、充電ドック、ケーブル |
| カラー | ブラック / シルバー / パープル | コズミックグレー / ルナーシルバー / サンセットパープル |
マイクの性能やAI文字起こし・要約の品質、ストレージ容量など、基幹スペックに変更はありません。アップデートは主に操作性と使い勝手に関わる部分に集中しています。
Plaud NotePin SとNotePinの違いを詳しく解説
ここからは、比較表の中で特に注目すべき違いを一つずつ掘り下げていきます。
録音ボタンの仕組みが異なる(感圧式→物理ボタン)

NotePin Sの最大の変更点は、録音ボタンが感圧式から物理ボタンに変わったことです。NotePin Sでは、ボタンを押したときに「カチッ」というクリック感が指に伝わるため、操作が確実になりました。
従来のNotePinでは、ボタンが感圧式(触れるタイプ)だったため、「ちゃんと録音が開始されているか分からない」という不安を感じるユーザーもいました。特にポケットの中など、デバイスが見えない状態で操作する場合には、物理ボタンの安心感は大きなメリットです。
とっさの会話やアイデアを録り逃したくない場面で、操作ミスのリスクを減らせる改善といえます。
NotePin S限定の「ハイライト機能」

NotePin Sには、録音中に重要な箇所をマークできる「ハイライト機能」が新たに搭載されました。録音中にボタンを短く1回押すだけで、その瞬間の音声データに目印をつけられます。
たとえば、1時間の会議中に「ここは議事録に必ず書き起こしたい」という発言があったとき、ボタンをワンプッシュするだけでマークが完了します。あとから音声を確認する際に、マークした箇所からすぐにジャンプして聞き直せるため、長い録音データを最初から再生し直す手間が省けます。
長時間の会議や講義を頻繁に録音する方にとって、復習や要約作成の効率を大きく改善できる機能です。この機能はNotePinには搭載されていません。
バッテリー容量の違い(録音時間は同じ)

バッテリー容量はNotePin Sが320mAh、NotePinが270mAhと、数値上はNotePin Sの方が大きくなっています。しかし、公式が公表している連続録音時間はどちらも「最大20時間」で同じです。
これは、NotePin Sでは物理ボタンやハイライト機能の追加により消費電力が増えたため、バッテリー容量を増やして従来と同等の録音時間を維持していると考えられます。スタンバイ時間もどちらも最大40日間で変わりません。
つまり、バッテリー持ちの面では実質的な差はないという点は押さえておきましょう。
Apple「探す」機能への対応状況

NotePinはAppleの「探す」機能に対応していますが、NotePin Sは現時点では非対応です。NotePin Sの公式ページには「Coming soon」と記載されており、今後のアップデートで対応予定であることが示唆されています。
Apple「探す」機能があれば、万が一デバイスを紛失した際にiPhoneから位置を特定できるため、小型の機器にとっては心強い機能です。紛失リスクが気になる方にとっては、NotePinの方がこの点で安心感があります。
ただし、NotePin Sも将来的には対応見込みのため、長い目で見れば差がなくなる可能性が高いです。
付属アクセサリーの違い

NotePin Sには、従来のNotePinに付属していたマグネットピンとクリップに加えて、リストバンドとランヤード(ネックストラップ)が標準で同梱されています。NotePinでこれらを使いたい場合は別途購入が必要でしたが、NotePin Sでは追加購入なしで4通りの装着方法を試せます。
胸元にクリップで留める、首から下げる、手首に巻くなど、シーンに応じた使い分けがすぐに始められる点はNotePin Sの利点です。なお、本体のサイズと形状は同一のため、従来のNotePinのアクセサリーはNotePin Sでもそのまま使えます。
カラーバリエーションの違い

NotePin Sはブラック・シルバー・パープルの3色展開、NotePinはコズミックグレー・ルナーシルバー・サンセットパープルの3色展開です。NotePin Sではより定番のカラーラインナップになった印象です。
いずれも3色から選べる点は同じですが、好みの色味が異なる場合がありますので、購入前に公式サイトで実際のカラーを確認しておくことをおすすめします。
価格の違い
NotePin Sの通常価格は28,600円(税込)、NotePinの通常価格は27,500円(税込)で、価格差は1,100円です。ドル表記ではNotePin Sが$179、NotePinが$159となっています。
1,100円の差で物理ボタンとハイライト機能が手に入ることを考えると、NotePin Sのコストパフォーマンスは高いといえます。ただし、NotePinは公式サイトのセールやLINEクーポンなどで割引価格になることがあるため、コストを最優先にする場合はNotePinの方がお得になる場面もあります。
Plaud NotePin SとNotePinの共通点

両モデルで変わっていない部分も多いため、「違い」だけでなく「同じ点」も確認しておきましょう。
AI文字起こし・要約機能は同じ
どちらのモデルを選んでも、PLAUDアプリを通じて利用できるAI機能はまったく同じです。文字起こし、要約、話者分離、マインドマップ生成といった主要機能はすべて共通で、対応言語も112言語と同等です。
AIの処理はPLAUDのクラウド側で行われるため、デバイスのモデルによってAIの精度や品質に差が出ることはありません。無料プラン(月300分まで)やPro・Unlimitedといった有料プランの体系も共通です。
マイク性能・録音範囲・ストレージは同等
マイクは両モデルとも2基のMEMSマイクを搭載しており、有効録音範囲は最大約3メートル、ストレージ容量は64GBです。録音品質や集音性能に差はなく、どちらでも同じクオリティの録音が可能です。
なお、通話録音機能はどちらのモデルにも搭載されていません。通話録音が必要な場合は、VCS(振動伝導センサー)を搭載したPlaud NoteやPlaud Note Proを検討する必要があります。
サイズ・形状は同一
外形寸法は両モデルとも51 × 21 × 11mmで、見た目ではほぼ区別がつきません。重量はNotePin Sが17.4g、NotePinが16.6gと、わずか0.8gの差です。この程度の重量差は、日常使用で体感できるレベルではないでしょう。
充電方法もどちらも専用充電ドック経由(USB-C)で同じです。
Plaud NotePin Sがおすすめな人

NotePin Sは、従来モデルの操作性を改善しつつ、ハイライト機能という実用的な新機能を追加したモデルです。特に次のような方に向いています。
- ポケットの中やカバンの中など、デバイスが見えない状態で確実に録音操作をしたい方
- 長時間の会議や講義を録音する機会が多く、重要箇所にすぐマークをつけたい方
- リストバンドやランヤードなど複数の装着方法を追加購入なしで試したい方
- せっかく購入するなら最新モデルを長く使いたい方
通常価格の差は1,100円と小さいため、今から新規で購入するのであればNotePin Sを選ぶ方が満足度は高いと考えられます。
Plaud NotePin(従来モデル)がおすすめな人

NotePinは基本性能がNotePin Sと同等であり、コストを重視する方にとっては合理的な選択肢です。
- 少しでも安くPlaud NotePinシリーズを手に入れたい方(セールやクーポン利用でさらにお得になる場合あり)
- Apple「探す」機能を今すぐ使いたい方(NotePin Sは現時点で非対応)
- ハイライト機能は特に必要なく、録音と文字起こしだけで十分という方
- シンプルな操作感で、感圧式ボタンに不満がない方
NotePinは公式セールやLINEクーポンなどで割引されることがあるため、タイミングによっては大幅にお得に購入できる可能性もあります。
まとめ
Plaud NotePin SとNotePinの違いは、主に「物理ボタンの搭載」「ハイライト機能の追加」「バッテリー容量の増加」「付属アクセサリーの充実」「Apple『探す』対応の有無」の5点です。AI文字起こしや要約の精度、マイク性能、ストレージ容量など基幹スペックには差がありません。
通常価格の差は1,100円と小さいため、これから新規購入するのであれば、操作性とハイライト機能が向上したNotePin Sがおすすめです。一方、コスト最優先の方やApple「探す」をすぐに使いたい方は、NotePinも十分な選択肢となります。
自分の使い方に合ったモデルを選んで、日々の会議やアイデアメモをより効率的に活用してみてください。

