スマートリングは機種が増え、本体価格だけを見比べても、どれが自分に合うのか決めにくくなっています。購入後に月額料金がかかる機種もあり、値札の安さだけでは判断できません。
結論から言うと、スマートリングは月額料金を含めた2年総額と、自分のスマホで使えるかの2点で比べると選びやすくなります。
この記事では、RingConn Gen 3・SOXAI RING 2・Oura Ring 5・Galaxy Ringの4機種を、総額・対応スマホ・充電の持ちで比較します。向いている人と向かない人も整理するので、自分に合う1本が判断できます。
スマートリング主要4機種は価格と月額料金で大きく分かれる

スマートリングの主要4機種は、本体価格と月額料金のかかり方で大きく分かれます。SOXAI RING 2は39,980円、RingConn Gen 3は59,800円でどちらも月額不要です。Oura Ring 5は65,800円からに加えて、メンバーシップの月額がかかります。
各社の公式情報をもとに、4機種の主な違いを1つの表にまとめました。
| 機種 | 本体価格(税込) | 月額料金 | 充電の持ち | 対応スマホ |
|---|---|---|---|---|
| SOXAI RING 2 | 39,980円 | 不要 | 最大15日間 | iPhone・Android |
| RingConn Gen 3 | 59,800円 | 不要 | 11〜14日 | iPhone・Android |
| Galaxy Ring | 63,690円(発売時) | 不要 | 最長6〜7日間 | Galaxyスマホのみ |
| Oura Ring 5 | 65,800円から | 月額999円または年額11,800円 | 約1週間 | iPhone・Android |
Galaxy Ringの価格は、Samsungの発表にある2025年2月の発売時のものです。現在の公式購入ページでは価格を確認できなかったため、買う前に販売店の価格を確かめてください。
月額不要の機種同士で迷うなら、本体価格と機能の差が判断材料になります。2機種の違いはRingConn Gen 3とSOXAI RING 2の比較で、実測データとあわせて整理しています。

スマートリングは2年使った総額で比べると順位が変わる

スマートリングは2年使った総額で比べると、本体価格の順位とは違う結果になります。Oura Ring 5は本体65,800円に年額11,800円のメンバーシップを2年分足すと89,400円になり、月額不要のRingConn Gen 3より高くなります。
本体価格に、2年間の月額料金を足した目安は次のとおりです。Oura Ring 5は年額プランで2年分を払った場合で、初月無料の分は考えずに単純に足しています。
| 機種 | 本体価格 | 2年分の料金 | 2年総額の目安 |
|---|---|---|---|
| SOXAI RING 2 | 39,980円 | 0円 | 39,980円 |
| RingConn Gen 3 | 59,800円 | 0円 | 59,800円 |
| Galaxy Ring | 63,690円(発売時) | 0円 | 63,690円 |
| Oura Ring 5(Silver・Black) | 65,800円 | 23,600円 | 89,400円 |
| Oura Ring 5(Gold など) | 81,800円 | 23,600円 | 105,400円 |
Ouraのメンバーシップは、本体の購入とは別に払い続ける会費制の料金です。Oura公式サイトによると、日本の料金は月額999円(税込)・年額11,800円(税込)で、新規メンバーは最初の1か月が無料です。
メンバーシップに入ると、50以上の健康指標の追跡やAIの健康ガイドであるOura Advisorが使えます。一方でOuraのヘルプでは、未加入で使えるのはコンディション・アクティビティ・睡眠の3つのスコアなどに限られると案内しています。Oura Ring 5は月額を払い続ける前提で総額を見積もるのが現実的です。
月額料金のかからない機種への乗り換えは、Oura Ringをやめた人の乗り換え先で詳しく比べています。
メンバーシップの料金は改定されることがあるので、申し込む前にOuraの公式ページで確かめてください。
スマートリングは対応スマホで最初に候補を絞る

スマートリングは、まず自分のスマホで使えるかで候補を絞ります。Galaxy RingはAndroid 11以上のGalaxyスマートフォン専用で、iPhoneでは使えません。RingConn Gen 3とOura Ring 5のアプリは、iPhoneとAndroidの両方に対応しています。
Samsung Japanの購入ページでは、Galaxy Ringの対応機種をAndroid 11以上のSamsung Galaxyスマートフォンとしています。iPhoneを使っている人は、Galaxy Ringを候補から外すところから比較を始めると迷いません。
SOXAIのアプリもApp StoreとGoogle Playの両方で配信されており、SOXAI RING 2の製品ページではAppleのヘルスケアとのデータ連携も案内しています。iPhoneで健康データをまとめて管理したい人にも選びやすい機種です。各機種で記録できる項目の違いは、スマートリングでできることの一覧で整理しています。

スマートリングの充電は1〜2週間に1回が目安

スマートリングの充電は、機種によって1〜2週間に1回が目安です。SOXAI RING 2は最大15日間、RingConn Gen 3は11〜14日、Oura Ring 5とGalaxy Ringは約1週間です。
| 機種 | 充電の持ち(公式の案内) | 防水 |
|---|---|---|
| SOXAI RING 2 | 最大15日間 | 100m防水 |
| RingConn Gen 3 | 11〜14日(充電ケース併用で150日以上) | IP68・最大100mの耐水 |
| Oura Ring 5 | 約1週間(6〜9日間) | 100m防水 |
| Galaxy Ring | 最長7日間(サイズ5〜11は最長6日間) | 10ATM |
RingConnの製品ページによると、Gen 3の11〜14日は振動通知などを切った状態の社内テストの値です。振動通知を1日合計20秒ほど使うと、約10〜12日に縮みます。
RingConn Gen 3は、サイズ別の充電ケースを併用すれば合計150日以上使えると案内しています。充電の回数を減らしたい人ほど、2週間近く持つ機種が向きます。お風呂やサウナでの扱いはRingConnの防水性能の限界で、電池の寿命はSOXAI RINGのバッテリー寿命で解説しています。
スマートリング4機種は向いている人がそれぞれ違う

スマートリングの4機種は、向いている人がそれぞれ違います。価格を抑えたいならSOXAI RING 2、振動のお知らせや長い電池持ちを重視するならRingConn Gen 3が候補です。AIの助言まで使いたいならOura Ring 5、GalaxyのスマホならGalaxy Ringが合います。
RingConn Gen 3は振動で知らせてほしい人向け
RingConn Gen 3は、リング自体の振動で体の変化を知らせてくれる機種です。RingConn公式サイトによると、心拍数の異常な変動や長時間の座りすぎを検知すると、リングが振動します。
月額料金がかからない買い切り型で、充電は11〜14日持ちます。画面の無い指輪でも気づきを受け取りたい人には、RingConn Gen 3が合います。一方で本体価格は59,800円とSOXAI RING 2より約2万円高く、価格を最優先する人には向きません。
SOXAI RING 2は本体価格を抑えたい人向け
SOXAI RING 2は、4機種の中で本体価格が最も安い39,980円です。SOXAI RING 2の製品ページでは、リング購入料以外の料金はかからず、アプリも無料と案内しています。
充電は最大15日間持ち、睡眠・心拍・ストレス・女性の健康などを記録できます。初めてのスマートリングを予算内で試したい人に向く機種です。ただし同じページには、将来の機能拡大で追加の利用料がかかる可能性も書かれています。
Oura Ring 5はAIの助言まで使いたい人向け
Oura Ring 5は、計測したデータをもとにAIの健康ガイドを使える機種です。Oura公式サイトによると、メンバーシップではOura Advisorや心血管年齢などの長期的な指標も確認できます。
データの分析と助言まで任せたい人には、Oura Ring 5が候補になります。反対に、月額を払い続けたくない人には向きません。メンバーシップなしでは3つのスコアなどに限られるため、2年総額は89,400円からになります。
Galaxy RingはGalaxyスマホを使う人向け
Galaxy Ringは、Galaxyのスマートフォンと組み合わせて使う機種です。Samsungの発表によると、サブスクリプション不要の無料アプリ「Samsung Health」と連携し、写真撮影やアラームの停止を指のダブルピンチで操作できます。
Galaxyのスマホをすでに使っている人なら、ジェスチャー操作まで含めて活かせます。iPhoneや他社のAndroidスマホを使う人は選べず、充電も最長7日間と4機種の中では短めです。
RingConn公式ストアで、月額なしで使える機能と現在の価格を確認できます。
スマートリングの比較でサイズと決済は別に確かめる

スマートリングの比較では、サイズの表記と決済の可否を別に確かめる必要があります。号数の表記は機種ごとに違うため、同じ数字でも同じ大きさとは限りません。また健康計測型の4機種は決済に使えないので、支払いが目的なら決済専用のEVERINGが候補になります。
サイズの号数は機種ごとに表記が違う
スマートリングのサイズは、機種ごとに表記の仕方が違います。RingConn Gen 3は6〜15、SOXAI RING 2は8〜26号、Galaxy Ringは5〜15で展開しています。
数字の範囲が近く見えても、基準は各社で異なります。手持ちの指輪の号数を当てはめず、買いたい機種の基準で測り直すと失敗を防げます。RingConnの測り方はRingConnサイズの測り方とサイジングキットで手順を紹介しています。

支払いに使うなら決済専用のEVERINGを選ぶ
指輪で支払いをしたいなら、比較した4機種ではなく決済専用のEVERINGを選びます。NTTドコモの製品ページによると、EVERINGはVisaのタッチ決済に対応し、充電は一切不要です。
ただし健康計測の機能は案内されておらず、健康管理と支払いを1本でこなす製品は今のところ見当たりません。改札での利用については、スマートリングのSuica対応時期で現状をまとめています。
計測の精度は公式の比較データが無い
スマートリングの計測精度を、機種どうしで公平に比べた公式のデータはありません。そのため精度の順位で機種を選ぶのは難しいのが実情です。
Samsungの発表でも、Galaxy Ringは一般的なウェルネス・フィットネスの目的で提供されており、病気の診断を目的としたものではないと注記されています。計測結果は日々の健康管理の目安として使う前提で、価格や使い勝手から選ぶのが現実的です。
スマートリングの比較に関するよくある質問
スマートリングとApple Watchはどちらを選べばいいですか?
睡眠や体調を目立たずに記録したいならスマートリング、通知の確認や返信を手元でしたいならApple Watchのようなスマートウォッチが向きます。スマートリングには画面が無く、メッセージを読む使い方には向きません。その代わり指輪の形なので、寝るときもつけたままにしやすいのが強みです。
スマートリングのサイズはどうやって比べればいいですか?
機種ごとのサイズ表やサイズ確認用のキットで測るのが確実です。号数の表記は機種で違い、RingConn Gen 3は6〜15、SOXAI RING 2は8〜26号、Galaxy Ringは5〜15で展開しています。指輪のサイズをそのまま当てはめず、買いたい機種の基準で測り直してください。
スマートリングはお風呂でもつけたままで大丈夫ですか?
4機種とも防水性能があり、日常の水回りでつけたまま使える設計です。RingConn Gen 3はIP68防水防塵で最大100mの耐水仕様、SOXAI RING 2とOura Ring 5は100m防水、Galaxy Ringは10ATMの防水です。ただしGalaxy Ringはダイビングには適さないとされ、RingConnも実際の水深100mでの使用は保証していません。
まとめ:スマートリングの比較は総額と対応スマホから

スマートリングを比較するときは、本体価格だけでなく月額料金を含めた2年総額と、自分のスマホで使えるかを先に確かめます。そのうえで充電の持ちや、振動・AIの助言といった欲しい機能で絞り込むと、自分に合う1本を無理なく選べます。
候補が決まったら、次の記事で機種ごとの詳しい情報を確かめられます。
RingConn公式ストアで、Gen 3の価格と計測できる項目を確かめられます。

