Copilot Coworkを導入したいけれど、結局月にいくらかかるのか料金体系が分かりにくいと感じていないでしょうか。
結論から言うと、Copilot Coworkの料金は2種類の費用の合計です。Microsoft 365 Copilotライセンス料金に、使った分だけ加算されるCopilot Creditsの従量課金が上乗せされます。単体契約はできません。
この記事では、プランごとの月額料金からCopilot Creditsの仕組み、個人事業主が誤解しやすいポイントまで公式情報をもとに整理します。読み終えるころには、自社にとっての月額の目安が判断できます。
Copilot Coworkの料金は単体契約ではなくライセンス追加費用

Copilot Coworkには、単体で契約できる専用プランがありません。利用するには、まずアカウントにアクティブなMicrosoft 365 Copilotライセンスが割り当てられている必要があります。
前提条件はライセンスだけではありません。テナント側で「使用量ベースの課金」と「Coworkの課金」の両方が有効になっていて初めて、ユーザーはCoworkにアクセスできます。この課金設定を管理者が有効化しない限り、ライセンスを持っていてもCoworkは使えません。
個人事業主やフリーランスの場合、契約したMicrosoft 365 Businessプランの管理者を自分自身が兼ねていることも多く、その場合は自分でこの設定を確認できます。Coworkでできることの全体像は、Copilot Coworkとは何かを整理した記事で確認できます。
Copilot Coworkの月額料金はプランで3,148円〜変わる

Copilot Coworkの土台となるMicrosoft 365 Copilotライセンスの料金は、単体で追加するか、Business向けプランにまとめて契約するかで変わります。
アドオン単体の月額料金(期間限定あり)
すでにMicrosoft 365 Businessのプランを契約済みで、Copilotだけをアドオンとして追加する場合を考えます。Microsoft 365 Copilotの料金ページによると、年払い契約なら月額3,148円(税抜)が通常価格です。月払い契約では月額3,778円になります。
2026年7月1日から9月30日までは、プロモーション価格として年払い月額2,698円が適用中です。10月以降は通常価格の3,148円に戻る想定のため、期間内の契約かどうかで総額が変わってきます。
Businessプランに追加した場合の月額
Microsoft 365 BusinessプランとCopilotをまとめて契約する場合の月額は、選ぶプランによって次のように変わります。Business PremiumにCopilotを足すと、年払いでも月額4,797円が目安になります。
| プラン | 年払い(月あたり) | 月払い |
|---|---|---|
| Copilotアドオン単体(通常価格) | 3,148円 | 3,778円 |
| Copilotアドオン単体(プロモーション・〜9/30) | 2,698円 | ー |
| Business Standard + Copilot | 3,523円 | 4,228円 |
| Business Premium + Copilot | 4,797円 | 5,756円 |
Business Standard・Premiumの比較表には「Copilot Cowork」という項目名自体は記載されています。ただし、Businessプランだけで実際にCoworkが使えるかどうかの具体的な説明は公式ページ上に見当たりません。契約前に自社のプランでCoworkが対象になっているか、契約先に確認しておくと安心です。
Copilot Coworkは使うたびCopilot Creditsが加算される

ライセンス料金を払えば使い放題というわけではなく、Coworkにタスクを依頼するたびに「Copilot Credits」という従量課金が別途発生します。
1クレジット0.01ドルの計算方法
Microsoft 365公式ブログによると、都度払い(PayGo)の場合、1クレジットあたり0.01米ドルで課金されます。消費クレジット数は、モデルの利用量・参照データの取得量・ツール呼び出しの回数・処理時間という4つの要素で決まります。
事前にクレジットをまとめて購入し、割引を受けられるP3(コミットメント)プランも用意されています。ただし割引率の具体的な数値は公式ページ・公式ブログのいずれにも記載がなく、非公開扱いです。
軽い作業と重い作業のコスト差
消費するクレジット数は、依頼するタスクの重さによって変わります。短い文面のメール下書きのような単純な作業は消費が少なく、複数のファイルを読み込んで資料を作成するような複雑な作業ほど消費が増える計算です。
具体的なクレジット数は依頼内容ごとに変動するため、公式は固定の目安額を公開していません。まずは軽いタスクから試し、請求状況を見ながら感覚をつかむのが実用的です。
Copilot Coworkの料金で個人事業主が誤解しやすい点

料金を調べる中で、次の2点は特に誤解が生まれやすいポイントです。
ひとつは、Coworkを単体プランとして安く契約できると思い込むケースです。前述のとおりCoworkはCopilotライセンスに含まれる機能であり、単体の低価格プランは存在しません。
もうひとつは、Business Standardの安いプランだけで即Coworkが使えると考えるケースです。比較表にCoworkの項目名はあっても、Business向けプランでの対応可否は公式に明記されていません。
契約前提を勘違いしたまま予算を組むと、実際の請求額とのズレが生じやすくなります。契約先やMicrosoft担当者に、自社のプランでCoworkが利用できるかを確認してから導入を決めるのが安全です。
Copilot Coworkの料金を抑えるにはPayGoとP3を使い分ける

コストを抑えたい場合は、課金方式の選び方と使い方の工夫の両面から考えます。
利用量がまだ読めない導入初期は、まず都度払いのPayGoで様子を見るのが無難です。利用パターンが見えてきた段階で、コミットメント購入のP3への切り替えを検討すると、割引の恩恵を受けやすくなります。
無駄な依頼を減らすことも従量課金を抑える近道です。Coworkの使い方で紹介しているカスタムスキルやスケジュールプロンプトを使い回せば、同じ依頼を毎回一から書き直す手間もクレジット消費も減らせます。
Copilot Coworkの料金に関するよくある質問
Copilot Coworkは無料で使えますか?
いいえ、無料では使えません。Microsoft 365 Copilotのアクティブなライセンスが前提で、そのうえで使った分だけ課金されるCopilot Creditsの従量課金も別途発生します。無料トライアル枠の記載は公式に見当たりません。
Copilot Cowork単体で契約することはできますか?
できません。CoworkはMicrosoft 365 Copilotライセンスに含まれる機能で、単体でのライセンス購入や契約は用意されていません。まずCopilotライセンスを持っていることが前提条件になります。
Copilot Creditsとは何ですか?
CoworkがタスクをこなすたびにCopilotライセンス料金とは別に消費される従量課金の単位です。PayGoなら1クレジット0.01米ドル換算で、モデル利用量・参照データ量・ツール呼び出し回数・処理時間の4要素で消費量が変わります。
Microsoft 365 CopilotとCopilot Coworkの料金は別々にかかりますか?
はい、二重構成です。まずMicrosoft 365 Copilotライセンス(アドオン単体で月額2,698円〜、2026年9月30日までのプロモーション価格)を契約し、そのうえでCoworkの利用分だけCopilot Creditsが加算されます。
10月以降はCopilot Coworkの料金が値上がりしますか?
プロモーション価格(月額2,698円)の適用は2026年9月30日までで、10月以降は通常価格の月額3,148円(年払い)に戻る見込みです。値上げというより、期間限定の割引が終了する形と捉えると分かりやすくなります。
まとめ:Copilot Coworkの料金はライセンス+従量課金の合計

Copilot Coworkの料金は、Microsoft 365 Copilotライセンス料金とCopilot Creditsの従量課金を足した金額で考える必要があります。単体契約はできないため、まず自社が持つプランでCoworkに対応しているかを確認することが最初の一歩です。
導入を検討する際は、次の順番で確認するとスムーズです。
- 自社が契約中のMicrosoft 365プランでCoworkが利用可能か確認する
- アドオン単体かBusinessプランへの追加か、契約形態を比較する
- 2026年9月30日までのプロモーション価格が使えるか確認する
- まずはPayGoで少量のタスクから試し、請求状況を見てP3への切り替えを検討する
Coworkがどんな作業を代行できるかの全体像は、Copilot Coworkの機能を解説した記事で確認できます。
