Claude Codeのクラウドセッションが、2026年9月23日(米国時間)に正式提供になりました。あわせて既存のPro契約者に100ドル分、Max契約者に250ドル分の一回限りの試用クレジットが配られ、受け取りは10月7日(太平洋時間)までです。
契約中のプランのまま、ノートPCを閉じてもClaude Codeに作業を続けてもらう使い方を、上乗せのクレジットで試せます。この記事では、クラウドセッションとは何か、クレジットをいつまでにどう受け取り、どんな順番で減るのかを順に整理します。
Claude Codeのクラウドセッションが9月23日に正式提供

Claude Codeのクラウドセッションは、2026年9月23日(米国時間)に研究プレビューを終え、正式提供になりました。研究プレビューは、機能を試験的に公開して改良を続ける段階のことです。Claude公式開発者アカウントのX投稿は、ノートPCを閉じていてもClaude Codeを動かし続けられる機能だと紹介しています。
同じ投稿で、既存のPro・Max契約者に一回限りの試用クレジットを配ることも発表されました。主な数字は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Proプランへの付与額 | 100ドル分 |
| Maxプランへの付与額 | 250ドル分 |
| 受け取り期限 | 10月7日23:59(太平洋時間)=日本時間10月8日15:59 |
| 有効期限 | 11月4日23:59(太平洋時間)=日本時間11月5日16:59 |
| 使える対象 | クラウドセッションだけ |
日本時間は、公式が示した太平洋時間の日時を換算した値です。クレジットは自動では配られず、10月7日(太平洋時間)までに自分で受け取る操作が必要です。
クラウドセッションという使い方そのものは、Claude Codeの公式ドキュメントによるとPro・Max・Teamプランと、Enterpriseプランの一部のシートで使えます。
Claude Codeのクラウドセッションとは?PCを閉じても動く仕組み

クラウドセッションは、Claude Codeを自分のPCではなく、Anthropicが管理するクラウド上のコンピューターで動かす使い方です。Claude Codeの公式ドキュメントによると、ノートPCを閉じても処理は続き、どの端末からでも様子を見たり指示を出したりできます。
Claude Codeは、AIがプログラムのファイルを読み書きしながら作業を進める、Anthropicの開発支援ツールです。ふだん使っていない人向けに、3つの点に分けて見ます。
自分のPCで動かす場合との違い
自分のPCで使う場合、Claude Codeはそのパソコンの中で動きます。そのためPCを閉じたり電源を切ったりすると、頼んでいた作業も止まってしまいます。
クラウドセッションでは、作業する場所がAnthropicのサーバーに移ります。自宅のPCで作業する代わりに、職場に置いた自分専用のPCへ仕事を頼んで帰るような形です。
| 比べる点 | 自分のPCで動かす | クラウドセッション |
|---|---|---|
| 動く場所 | 自分のPC | Anthropicが管理するクラウド |
| PCを閉じたとき | 作業も止まる | 作業は続く |
Claude Codeの公式ドキュメントによると、各セッションはほかの人のセッションや自分のPCから切り離された仮想マシン(VM)で動きます。仮想マシンとは、クラウドの中に1台分ずつ用意されるコンピューターのことです。
ただし、しばらく操作がないとセッションは止まり、仮想マシンは片付けられます。開き直せば会話の履歴は戻りますが、止まった時点で動いていた処理は戻りません。
スマホからも様子を見て指示できる
クラウドセッションは、始めた端末以外からも進み具合を確かめ、指示を足せます。Claude Codeの公式ドキュメントが挙げる、クラウドセッションを始められる場所は次の5つです。
- ブラウザで開くclaude.ai/code
- スマホのClaudeアプリにあるCodeタブ
- デスクトップアプリでLocalではなくCloudを選ぶ
- ターミナルで
claude --cloudと入力する - 決めた時間などに自動で動くRoutines
ターミナルは、文字でコマンドを打ち込んでパソコンを操作する画面のことです。Claude Codeには、このターミナルで使う版があり、CLIと呼ばれます。
どこから始めたセッションでも、外出先のスマホのClaudeアプリから進み具合を確認できます。質問が来たら、その場で答えて作業を先へ進められます。
始めるにはGitHubのリポジトリが必要
クラウドセッションを始めるには、GitHubの接続が必要です。GitHubはプログラムのファイル一式を保管・共有するサービスで、そのファイル一式を入れる保管場所をリポジトリと呼びます。
Claude Codeの公式ドキュメントによると、クラウドセッションはGitHubのリポジトリからコードを取り込み、変更を送り返す仕組みです。クレジットの受け取り画面にも、クラウドセッションを始めるにはGitHubリポジトリが必要と書かれています。
GitHubを使っていない人は、クレジットを受け取ってもすぐには始められません。アカウントの作成とClaudeとの接続を先に済ませておく必要があります。
Claude Codeの試用クレジットはPro 100ドル・Max 250ドル

試用クレジットは、既存のPro契約者に100ドル分、Max契約者に250ドル分が一回限りで付与されます。Claude公式開発者アカウントのX投稿によると、プランの利用上限とは別枠で、クラウドセッションを始めると自動で使われます。
期限、減る順番、使える範囲、まだ分からない点の順に確認します。
受け取りは10月7日まで・失効は11月4日
Claude公式開発者アカウントのX投稿に添えられた画像によると、受け取りの期限は2026年10月7日23時59分(太平洋時間)です。日本時間では10月8日15時59分にあたります。
受け取ったクレジットは、11月4日23時59分(太平洋時間)に失効します。日本時間では11月5日16時59分で、この日時を過ぎると残っていたクレジットは使えなくなります。
時刻の換算は、10月は米国の夏時間、11月は夏時間が終わったあとの時差で計算しています。
通常のプラン利用枠より先に減る
クラウドセッションを使うと、試用クレジットが先に減り、使い切ると通常のプランの利用枠に切り替わります。Claude公式開発者アカウントは発表の数時間後に補足のX投稿を出し、クラウドセッションはほかのClaude Codeと同じくPro・Maxプランの上で動くと説明しました。
発表のスレッドでは、手元のClaude Codeで利用上限に達したあとも、クレジットが残っていればクラウドで作業を続けられるとも案内しています。手元の上限に達しても作業を止めずに試せる点が、このクレジットの使いどころです。
利用枠(レート制限)とは、一定の時間内に使える量の上限のことです。Claude Codeの公式ドキュメントによると、クラウドセッションはほかのClaudeやClaude Codeの利用と利用枠を共有し、クラウドの仮想マシンに別料金はかかりません。複数の作業を同時に動かすと、そのぶん多く消費します。
使える範囲と規約上の注意
Claude公式開発者アカウントのX投稿によると、クレジットはクラウドセッション専用で、1つのアカウントにつき1回だけです。受け取り画面には、ProjectsとRoutinesは対象外と書かれています。
ここでのProjectsは、Claude Codeの公式ドキュメントが説明する、Claudeに複数のクラウドセッションをまとめて進めさせる機能を指すとみられます。Routinesは、決めた時間やきっかけで自動的に作業を動かす機能です。
Anthropicのクレジット規約では、プロモーションで配られたクレジットも譲渡や売却はできず、返金もされません。残ったクレジットを現金に換えたり払い戻したりはできないほか、アカウントを閉じると自動で失効します。
まだ公表されていないこと
2026年9月25日(日本時間)の時点で、次の点は公式に示されていません。
- 1回のクラウドセッションで何ドル分減るかの目安
- TeamプランとEnterpriseプランの契約者が付与の対象になるか
- 既存の契約者をいつの時点の契約で判定するか
- このクレジットだけを説明したヘルプセンターの記事
減り方の目安が無いため、100ドルや250ドルでどこまでの作業ができるかは、使ってみないと分からないのが実情です。
Claude Codeのクレジットの受け取り方と始め方

Claude公式開発者アカウントのX投稿によると、クレジットは投稿にある受け取りリンクから受け取るか、ターミナル版のClaude Codeで /claim-credit を実行して受け取ります。受け取ってからクラウドセッションを始めるまでの流れは次のとおりです。
- 受け取りリンクを開くか、ターミナルで
/claim-creditを実行する - 受け取り画面でクレジットが追加されたことを確かめる
- GitHubを接続し、使うリポジトリを用意する
- ブラウザやスマホアプリなどからクラウドセッションを始める
受け取り画面には、GitHubの接続状況と「クラウドセッションを開始」のボタンが並んでいます。GitHubの接続が済んでいれば、受け取り画面からそのまま最初のセッションを始められます。
始められる場所や必要な準備は更新されることがあるため、始める前にClaude Codeの公式ドキュメントで確かめてください。
まとめ:Claude Codeのクレジットは10月7日までに受け取る

Claude Codeのクラウドセッションが正式提供になり、既存のPro・Max契約者は、PCを閉じても作業が続く使い方を一回限りのクレジットで試せます。クレジットは受け取らないと付与されず、11月4日(太平洋時間)に失効するため、使い道が決まっていなくても受け取りだけは済ませておくのが無難です。
次の順で進めると迷いません。
- 10月7日(太平洋時間)までにクレジットを受け取る
- GitHubの接続とリポジトリを用意する
- 小さな作業を1つクラウドセッションで試す
- 11月4日(太平洋時間)の失効前に残りの使い道を決める
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