AIボイスレコーダーを手掛けるPLAUD株式会社は、2026年3月19日、新製品「Plaud NotePin S」のメディア向け体験発表会を東京・日本橋のマンダリンオリエンタル東京にて開催しました。
本イベントでは、今年1月のCES2026で世界初公開され大きな注目を集めた最新ウェアラブルモデルの日本国内正式発売(3月23日)がアナウンスされたほか、サッカー日本代表の長友佑都選手を起用した新TVCMがお披露目されました。世界販売台数No.1を誇るブランドが提示する、AIによる生産性革命の最前線をレポートします。
世界販売No.1ブランド「Plaud」とは?これまでの軌跡と進化

Plaud(プラウド)は、会話をワンタッチで録音し、最先端のAIが自動で高精度な文字起こしと要約を行う「AIボイスレコーダー」のトップブランドです。
2023年にスマートフォン背面にピタッと貼り付けて通話録音もできるカード型の「Plaud Note」を発売して以降、AIによる情報整理のあり方を大きく変えてきました。2024年には、より日常に溶け込むウェアラブルなカプセル型デバイス「Plaud NotePin」を発表。そして2025年には、プロフェッショナル用途に特化しディスプレイを搭載したハイエンドモデル「Plaud Note Pro」をリリースし、世界150万人以上のユーザーを獲得しています。
今回日本での発売が発表された「Plaud NotePin S」は、日常のあらゆる会話を記録するウェアラブルデバイス「Plaud NotePin」の正当進化モデルです。世界中のユーザーから寄せられたフィードバックをもとに、どのようなアップデートが施されたのでしょうか。
待望の日本上陸。Plaud NotePin Sは何が進化したのか?

会場で明かされたPlaud NotePin Sの全貌は、単なるマイナーチェンジではなく、ハードウェアとしての「完成」を意味していました。
物理ボタン搭載で録り逃しの不安を完全に払拭

前モデルである「Plaud NotePin」でユーザーが抱えていた最大の課題が、タッチ操作のみだったことによる「本当に録音できているか?」という不安でした。Plaud NotePin Sでは新たに物理ボタンを採用することで、この摩擦を完全に解消しています。
録音のオン・オフが指先の感触で確実に把握できるようになっただけでなく、スマートフォンアプリを経由せずにデバイス単体で「ハイライト機能(リアルタイムマーキング)」が利用可能になりました。重要な発言があった瞬間に物理ボタンを押し込むだけで、後のAI要約にその箇所を的確に反映させることができます。
4種類のアクセサリー標準同梱で、あらゆるシーンにフィット

もう一つの大きな進化が、装着性の向上です。前モデルである「Plaud NotePin」では別売りだったアクセサリーを含め、以下の4種類がすべて標準で同梱される仕様に変更されました。
- マグネットピン
- クリップ
- ネックストラップ
- リストバンド
これにより、商談時のジャケットの胸元や、現場取材時のネックストラップなど、その日の服装やシチュエーションに合わせて最も自然な形でデバイスを身につけることが可能になります。
カラーバリエーションはシルバー、ブラック、パープルの3色展開。価格はこれら4種類のアクセサリーがすべて同梱されて税込28,600円に設定されています。
日本市場への最適化とプロモーション展開
日本市場はPlaudにとって世界第2位の売上規模を誇る最重要マーケットの一つです。今回の発表会では、日本のビジネスシーンを強く意識した取り組みが発表されました。
日本のビジネスシーンに寄り添う万全のセキュリティ
企業がAIボイスレコーダーを導入する際、最大の障壁となるのが情報漏洩リスクです。今回の発表会では、日本市場への強いコミットメントとして、堅牢なセキュリティ体制が強調されました。
日本のユーザーや企業からの「データを国内で管理したい」という要望に応え、日本のユーザーデータはすべてAWSの東京リージョンで管理する体制へと移行されています。
さらに、ハードウェアの製造とデータの管理を完全に分離し、6種類の国際基準に準拠したセキュリティ体制を構築。ビジネスユースにおいても、高い安心感を持って導入できる環境が整えられています。
長友佑都選手を起用した初TVCM。プロフェッショナルの挑戦を支えるAI

本発表会のもう一つの目玉が、サッカー日本代表であり経営者でもある長友佑都選手を起用した、Plaud初となるテレビCMの公開です。
昨年、PLAUD株式会社はFC東京とオフィシャルパートナー契約を締結し、チーム内でのミーティング記録などにデバイスが活用されてきました。常に自身をアップデートし続ける長友選手の姿勢が、「AIの力で挑戦する人の可能性を最大限に引き出す」というブランドのテーマと合致し、今回の起用に至っています。
会場で上映されたビデオメッセージで長友選手は、日々の過酷な調整の中で瞬時の決断を下す際、記録をPlaudに任せることで目の前の会話に完全に集中できると語り、AIボイスレコーダーがプロフェッショナルのパフォーマンス向上に直結することを証明していました。新CMは3月28日より全国ネットで放送が開始されます。
3月23日発売。どこで購入するのが正解か?
Plaud NotePin Sは、2026年3月23日(月)12時より一斉に販売が開始されます。購入先としては、公式サイトのほか、Amazonや楽天などの各種オンラインショップ、さらに全国の大手家電量販店といった実店舗から選ぶことができます。
ハードウェアの価格や仕様は基本的にどのチャネルで購入しても同一です。そのため、普段利用しているショップのポイント還元などを重視して選ぶのも一つの手です。
一方で、公式サイトからの購入には「30日以内であれば明らかな破損がない限り返品・返金が可能」という独自のポリシーが設けられています。実質的なトライアルとしてデバイスの使い勝手を試すことができるため、初めてAIボイスレコーダーを導入する方や、購入に少し迷いがある方には、安心感の強い公式サイトをおすすめします。
まとめ:AIで知性を拡張する新時代の幕開け
今回の発表会を通じて強く感じたのは、Plaud NotePin Sが単なる便利な録音ガジェットの枠を超え、人間の知性を拡張し、本来集中すべきクリエイティブな業務に向き合うための「プロフェッショナルの標準装備」へと進化したという事実です。
圧倒的な使いやすさと堅牢なセキュリティを兼ね備えた本製品が、日本のビジネスシーンにどのような変革をもたらすのか。3月23日の発売日に向け、その期待は高まるばかりです。
