【2025年8月】AI関連最新ニュース|待望の「GPT-5」がついに発表!

【2025年8月】AI関連最新ニュース|待望の「GPT-5」がついに発表!

2025年8月は、次世代AIモデル「GPT-5」の登場という技術的な大躍進と、日本国内での著作権訴訟や政府方針の策定といった社会制度の整備が同時に進んだ、まさに転換点となる月でした。

大手テック企業が次々と新機能を発表する一方、ビジネスの現場では具体的な導入事例も増加。AIが技術デモの段階を越え、私たちの社会や仕事に深く根付き始めたことを象徴する最新動向を解説します。

目次

2025年8月のAIニュース

それでは、2025年8月に起こった最新かつ注目のAIニュースをお届けします。

OpenAIが次世代モデル「GPT-5」を正式発表(8月7日)

OpenAIは、”最も賢く、速い”と銘打った新フラッグシップモデル「GPT-5」を正式に発表しました。8月26日にはChatGPTの標準モデルとして設定され、すべてのユーザーが最新性能を体験可能に。発表では導入企業例としてソフトバンクの名も挙がり、日本市場での展開が加速することが期待されます。 (出典:OpenAI, OpenAI)

Google Geminiが画像生成・アシスタント機能を大幅強化(8月26日)

Googleは、複数画像の合成や人物のアイデンティティを維持した精密な編集を可能にする「Gemini 2.5 Flash Image」を公開しました。また、スマホアシスタント機能「Gemini Live」も強化(8月20日)され、カメラを通じた画面ガイドやGoogleアプリ連携がよりスムーズになるなど、日常利用での実用性が大きく向上しました。 (出典:Gemini, TechCrunch, blog.google)

朝日・日経、AI企業Perplexityを著作権侵害で共同提訴(8月26日)

朝日新聞社と日本経済新聞社は、記事の無断利用が著作権侵害にあたるとして、米国のAI検索エンジン開発企業「Perplexity AI」を共同で東京地裁に提訴しました。日本の大手メディアによる生成AI事業者への本格的な法的対応は初めてであり、AIの学習データと著作権のあり方を巡る議論の重要な試金石となります。 (出典:朝日新聞, Bloomberg.com)

日本政府、「知的財産推進計画2025」を告示(8月26日)

内閣府は、AIの急速な発展を踏まえた「知的財産推進計画2025」を公表しました。これにより、生成AIと知的財産に関する政府の公式な方針が明確化され、今後の企業活動におけるAIの利用や契約、権利処理実務の指針となることが期待されます。 (出典:内閣府)

日本国内で企業の生成AI導入が本格化(8月26日)

機械部品ECサイトのミスミが顧客の技術サポートに生成AIチャットボットを本格導入するなど、日本企業における具体的な実装例が顕著になりました。顧客対応の効率化や品質向上を目的とした導入が先行しており、国内でのAI活用が実用フェーズに入ったことを示しています。 (出典:ミスミ, PR TIMES)

OpenAIとAnthropic、AIの安全性で異例の協力を発表(8月27日)

AI開発で競合するOpenAIとAnthropicが、互いの公開モデルの安全性を評価する共同テストの結果を公表しました。社会実装に不可欠な安全検証の透明性を高めるための動きであり、業界全体でAIのリスク管理に取り組む姿勢を示しました。 (出典:OpenAI)

まとめ:2025年8月のAIニュース

2025年8月は、GPT-5の登場によりAIの性能が新たな段階に進んだ一方、日本国内では著作権訴訟や政府方針の策定といった「社会実装」に伴うルール作りが大きく進展した月でした。技術の進化と社会制度の整備が同時に進む、重要な転換点と言えるでしょう。

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