毎日のWeb会議や対面での取材後、議事録作成にどれだけの時間を費やしていますか?
「会議の内容を聞き逃すのが怖くて、メモを取るのに必死になってしまう」「録音を聞き直すだけで数時間かかる」……そんなビジネスパーソンの悩みを解決するデバイスが登場しました。
AI文字起こしサービスとして高い評価を得ている Notta(ノッタ) がサポートするスマートデバイス「Zenchord 1(ゼンコード ワン)」です。
Zenchord 1は、単に音楽を聴くだけのイヤホンではありません。
まるであなた専用の第2の脳のように、Nottaの強力なAI機能をハードウェアとして身にまとうことができる画期的な製品です。
この記事では、Zenchord 1の導入を検討している方に向けて、以下のポイントを解説します。
- Zenchord 1の仕組みと3つの録音モード
- Plaud Noteなど競合製品との決定的な違い
- 導入に必要なコストと動作環境
議事録地獄から解放され、より創造的な仕事に集中したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
Zenchord 1とは?Notta公式対応のAIイヤホン

Zenchord 1は、AI文字起こしアプリ Notta での録音・文字起こし・要約を前提に設計された、オープンイヤー型のウェアラブルAIデバイスです。
従来のボイスレコーダーやイヤホンとは一線を画す、その特徴を解説します。
自動文字起こしアプリ Notta と完全連携
Zenchord 1最大の特徴は、Nottaアプリとのシームレスな連携です。
イヤホンで捉えた音声は、連携したスマホ上のNottaアプリを通じて処理され、誰が話しているかを識別する話者分離や、会議の重要ポイントをまとめるAI要約といったNottaの機能が利用可能です。
PC版のNottaアプリが入っていなくても問題ありません。
PCとZenchord 1をBluetooth接続し、スマホ側でNottaアプリを起動しておけば、PCでのWeb会議の音声をスマホ画面でリアルタイムに文字起こし確認できます。
もちろん、録音データはクラウドにアップロードされるため、後からWeb版(PCブラウザ)で編集・確認することも可能です。
イヤホン+ボイスレコーダーの2in1デバイス
これまで、Web会議の記録を残すには、聞くためのイヤホンと録音するためのレコーダーを別々に用意する必要がありました。
Zenchord 1はこれを1台に集約しています。
注意点として、Zenchord 1自体には内蔵メモリ(ストレージ)がありません。
従来のボイスレコーダーのように単体で音声を溜め込むのではなく、常にスマホアプリ(クラウド)へデータを送るコネクテッドなデバイスである点が大きな特徴です。
Zenchord 1に搭載された Bluetooth 6.0 のメリット
Zenchord 1は、最新の通信規格であるBluetooth 6.0を採用しています。
公式情報では、この新規格採用により最大3Mbps以上の高速伝送を実現していると謳われています。
これにより、高音質な音声データの伝送が可能となり、Web会議などでの活用が期待されています。
Zenchord 1の機能と3つの録音モード

Zenchord 1には、利用シーンに合わせた3つのモードが用意されています。
デスクワークから対面の商談まで、ビジネスの幅広い場面での活用が想定されています。
【Web会議】Zenchord 1で通話をワンタッチ録音

Zoom、Teams、Meetなど、PCやスマホで行う主要なWeb会議ツールでの利用が想定されています。
使い方は非常にシンプル。
会議が始まったら、イヤホンのタッチエリアを2秒長押しするだけで録音開始です(終了時も同様)。
PC接続時でも、手元のスマホアプリで文字起こしの状況を確認できるため、安心して会議に集中できます。
自分の声だけでなく、通話内容の記録にも対応しています(※環境により取得結果は異なる場合があります)。
【対面会議】ケースを置くだけのシャトル録音
対面の商談で、イヤホンを耳につけたまま話すのは失礼かもしれない……。
そんな場面で役立つのが、ケース自体がマイクになるシャトル録音です。
イヤホンを充電ケースに収納したまま、ケース背面のボタンを押すだけで録音がスタートします。
ケースにもマイクを内蔵しており、ボイスレコーダーのようにさりげなくデスクに置いて、会話を記録することが可能です。
【日常使い】耳を塞がないオープンイヤー型イヤホン

録音をしない時は、高音質なワイヤレスイヤホンとして使用できます。
耳の穴を塞がないオープンイヤー型で、片耳約10gという軽量設計のため、長時間つけていても疲れにくいのが特徴です。
音質面でも妥協はなく、17×12mmの大型ダイナミックスピーカーを搭載し、高音質コーデック LDAC にも対応。
音楽鑑賞用としても十分なスペックを備えています(防水規格IPX4対応)。
Zenchord 1と競合製品(Plaud Note等)の比較

AI録音デバイスとしては、スマホに貼り付けるタイプの Plaud Note などが人気です。
Zenchord 1はこれらとどう使い分けるべきでしょうか?
Zenchord 1とPlaud Noteの違い(装着型 vs 貼り付け型)
それぞれの製品には明確な得意分野があります。
Zenchord 1とPlaud Noteの主な違いを以下の表にまとめました。
| 比較項目 | Zenchord 1 | Plaud Note(参考) |
|---|---|---|
| 製品カテゴリ | AI議事録イヤホン | AIボイスレコーダー |
| 形状 | オープンイヤー型(装着) | 薄型(スマホ背面に貼り付けて運用) |
| 保存先 | アプリ(クラウド)必須 ※内蔵メモリなし | 本体内蔵メモリ等 |
| 得意シーン | Web会議、PC作業 | 対面営業、電話通話 |
Web会議の頻度が高い人や、PC作業をしながらハンズフリーで通話を記録したい人にはZenchord 1が適しています。
装着タイプの特性上、通話時の音声収録などで活用しやすい形状です。
一方で、Zenchord 1には内蔵メモリがないため、利用にはスマホ(Nottaアプリ)との接続が必須となります。
単体で持ち歩いて録音し続ける用途には向きません。
一般的なイヤホンとの違い(物理ボタンでの即録音)
一般的なワイヤレスイヤホンでも、スマホの録音アプリを使えば記録は可能です。
しかし、Zenchord 1には即応性という大きなメリットがあります。
普通のイヤホンではアプリを探して起動する手間がかかりますが、Zenchord 1ならイヤホン長押し(またはケースボタン)ですぐに録音が始まります。
「今の発言、大事!」と思った瞬間に記録できるため、録音漏れを防ぐことができます。
Zenchord 1の使い方・Nottaとの連携方法

購入後、すぐに使い始められるよう、基本的なセットアップと利用の流れを確認しておきましょう。
スマホ・PCとのペアリング手順
Zenchord 1は、iOS、Android、MacOS、Windowsに対応しています。
基本的には、PCやスマホのBluetooth設定画面から Zenchord 1 を選んで接続するだけで利用可能です。
PCでのWeb会議を文字起こしする場合、以下のような手順が推奨されています。
まず、PCとZenchord 1をBluetooth接続してマイク入力を確保します。
その上で、スマホにインストールしたNottaアプリとZenchord 1を連携させておけば、PCでの会議音声をスマホ側で処理し、リアルタイムにテキスト化できます。
録音から文字起こし・AI要約までの流れ
録音が終了すると、データはクラウド上のNottaアカウントに保存されます。
Nottaのプラン内容に応じた文字起こし時間やAI要約機能などが利用可能です。
会議の要点を短時間で把握できるため、議事録作成の時間を大幅に短縮できます。
Zenchord 1の価格・対応機種・ランニングコスト

購入前に必ず確認しておきたいのが、維持費(ランニングコスト)です。
Zenchord 1の対応OS(iOS/Android/PC)
対応OSは、iOS、Android、MacOS、Windowsと幅広くカバーされています。
ビジネスで使う主要なデバイスであれば問題なく接続可能です。
本体価格と別途必要な Notta 利用料
Zenchord 1を利用するには、デバイス本体の購入に加え、Nottaアカウントが必要です。
Zenchord 1を購入し、アプリと連携(バインド)させることで、デバイス専用のスタータープランが適用されます。
このプランでは、毎月300分の文字起こし枠が付与されるため、その範囲内であれば月額料金をかけずに運用することも可能です。
さらに多くの会議を記録したい場合は、年額プランなどを別途契約することで、月1,800分などの大容量な文字起こしが可能になります。
Zenchord 1の購入方法
Zenchord 1は、クラウドファンディングサイトMakuakeでのプロジェクトを経て、現在は公式サイトで一般販売されています。
カラーバリエーションはアーバングレーとクラシックホワイトの2色展開です。
Zenchord 1の基本スペック一覧
Zenchord 1のサイズやバッテリー持続時間など、詳細な仕様は以下の通りです。
| 項目 | スペック詳細 |
|---|---|
| 製品名 | Zenchord 1(ゼンコード ワン) |
| 通信方式 | Bluetooth 6.0 |
| バッテリー | イヤホン単体:最大10時間 ケース込み:合計約30時間 |
| 充電時間 | 約1.5時間(10分充電で約2時間使用可能) |
| 重量 | イヤホン:約10g(片耳) ケース:約65g |
| ドライバー | 17×12mm ダイナミックスピーカー |
| 防水性能 | IPX4 |
| 対応コーデック | LDAC / AAC / SBC |
| 記録メディア | なし(アプリクラウドへ保存) |
まとめ:Zenchord 1は議事録を自動化する投資
本記事では、Notta公式対応のAIイヤホン「Zenchord 1」について解説しました。
Zenchord 1は、単に音声を録音するだけのツールではありません。
メモを取るという脳のワーキングメモリを消費する作業をAIに任せることで、会議中の発言や思考に100%集中できる環境を買う投資と言えます。
- Web会議が多く、議事録作成に毎日時間を取られている人
- 言った言わないのトラブルを確実に回避したい人
- 月300分程度の会議時間で、追加コストをかけずにAI文字起こしを使いたい人
特にWeb会議の頻度が高いビジネスパーソンにとって、Zenchord 1は手放せないパートナーになるはずです。
気になる方は、ぜひこれを気に導入を検討してみてください。
